解脱の深奥にも癌が潜む

レポート課題が漸く全部終了した。総数7題。冬休みの課題を含めると11題こなしたことになる。この一週間で五冊の本を読み、始めるまでは大分苦痛だろうと思っていたが、始めてみると段々勢いが付いてきて、レポートを書くための本の読み方が少し解って来たと言うか(今頃である)、今日書いたものは二時間程度でメモも取り終わって本文は30分くらいで終了することが出来た。課題の一つでデュルケムの「自殺論」を読まされたがこれが案外面白かった。まだ明日も試験である。2つ。また別の試験の回答下書きもしなければならないのでまだまだ気の休まらない日々は、続く。

サークルの構成員の一部とその他の人々数名で集まって文芸同人誌を製作することになった。年に数回オフセットで発行するらしい。ありがたいことに私にもお声がかかり、返事をする前に既に頭数には入れられていたらしいのだが、参加条件は「現代小説を書くこと」だそうだ。割と悩んでいる。詩にしても、「現代」ものは難しい。ただでさえ今は捜索(創作ではなく)の壁にぶち当たっているというのに、まあ、転機と捉えるのもありか。

最近とても萩尾望都が読みたいので文庫になっている作品をちまちま買い集めていこうと思う。ポーの一族が読みたい。