普段うつくしいことばを書く人が、時折ふと生活について語る時がある。私はそれをとても楽しみにしてしまう。ただ単に珍しいからというばかりでなく、私からしてみると浮世離れしたその人が急に同じ次元に降りてくるのが不思議で、嬉しくて、何だろう。ただ御飯を食べているだけで魅力的なのだ。