壁から染み出てくる、蒸れた生臭いにおい。湿気た蝉の鳴く声が、かびた重い雨水を、古い繊維に染み込ましてゆく。どろどろの汚れが静脈を循環して、やがては無音になる病だ。切り開く新たな鋏の発売を前に、女達は鋳物屋へ並ぶ。(Twitter改正)

久々にはてなを開く。ブログ自体が久しぶりだが。今年に入ってから少し雑誌を読むようになる。この頃はまた忙しい。忙しいのは本当に厭だ。早くどうにか腰を落ち着けたい。落ち着いたらば、京極夏彦の新刊を読もう。