沈黙に逃げ込むと肉体によって出来た隙間により、それは悪夢に成り代わる。何度目を覚ましても夢から抜け出せない。はためくカーテンの煽る恐怖が鉛の空虚を生む。肉体に沈殿する何かと消えゆくもの。愚かさのためだけに生きている、恥をさらすためだけに生きている。ひとのように、わらい、まねをして、頷き、何の意味もない。誰の言葉でもなく、どこへでもなく、私は