エスカレーターに乗って流れてゆく都市を、川辺の提灯から、私は眺めていました。拵えて貰った夢の便が、冷蔵庫の奥深くでさえ緩やかな膨張を続けているのを、私は時刻表に書き込んできたのですが、貴方は結露する眠りの滴に覆われて、また何も思い出せぬ駅…
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