本当は何時だって過去ばかり見ている。 誰もいないところに一人過ぎ去ってゆきたい。 間違いのないことは私の存在は常に肉体的健康を損なうことで存続しているということだけだ。けれどもそのたびに私は神経ひとつで生き延びていることを実感する。
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